「車庫証明」。車にお乗りになる方はご存知の事と思います。
これからカーライフを楽しもうという方は、ぜひ知っておいてください。
街中には新車や中古車を扱う販売店が多く存在します。
あなたは販売店にちょっと立ち寄って、そこで運命的な出会いがあるかもしれません。
支払いの問題は別として、あなたはその場で購人を決めたとします。
すぐに乗って帰ることができればとても幸せなのですが、自転車を購人するのとは話が違います。
そうはいかないのです。
車は陸運支局で登録されなければ乗ることができないのです。
どの車にもナンバープレートが付いていますが、陸運支局で登録された車がナンバープレートを付けることができるのです。
車庫証明(保管場所証明)は、この登録申請のときに必要な書類なのです。
結論は登録申請時です。
したがいまして、あなたが購人した車に早くお乗になりたいのであれば、車庫証明を取得しなければ、話が前に進まないのです。
そのためにあなたがするべきことは、車庫の確保です。
自動車の保管場所の確保等に関する法律では、車の保管場所を確保し、道路を車の保管場所として使用しないことを義務付けています。
ご自宅に車庫があるならそこを車庫として申請してください。
ない場合は駐車場を借りて、所有者から借りていることの証明を受けなければなりません。
この借りる駐車場は、一定期間同じ場所に常に停められることが必要です。
コインパーキングも条件を満たせば取得が可能の場所もあるようですが、月極の駐車場をお考えになった方が良いでしよう。
また、自宅から直線距離で2キロ以内にあることが必要です。
このような駐車場を速やかに見つけて、車庫証明の申請を出しましよう。
なお、申請先は駐車場の所在地を管轄する警察署です。
必ずしも最寄の警察署にはなりませんので、ご注意ください。
その他、購人以外に車庫証明が必要なケースは以下のとおりです。
■所有者を変更したとき(移転登録)
■住所、事業所の所在地等を変更したとき(変更登録)