こんにちは。行政書士の岩堀です。
40代の方にはまだ早いと思われる相続対策。
でも、決して早くないのです。
それをお伝えしたくてこのブログを始めました。
毎回少しずつ、いろいろな事例を交えて相続対策の選択肢をご紹介いたします。

6.遺言書作成の注意点をお伝えします

自筆証書遺言は、ご自身がいつでも書けるという自由度のある遺言書ですが、守るべきルールがあって、それを守らないとせっかくのあなたの想いが残せなくなります。

 

自筆証書遺言は要式行為といわれ、決められた形式を守らないと無効になります。
その決まりは4つあります。
①全文自筆
②日付を書く
③氏名を書く
④押印する(実印でなくても良いがシャチハタは不可)

 

そして、この形式を守った上で以下について気をつけましょう。
◆全財産を対象にしましょう
一部遺言書にない財産があると、その財産については遺産分割協議が必要になり、ご遺族の間で無用の争いの原因となり得ます。

◆遺言の趣旨は明確に
「何を誰に」を誰が読んでも分かるようにしましょう。読む人によって解釈が分かれるような遺言書は、トラブルの原因となります。

◆保管場所
作成した遺言書が誰にも見つけてもらえずに遺品と一緒に処分されると言うことがないよう、信頼できるご家族に伝えておくか(絶対に開封しないよう伝えてください)、見つかりやすい場所を考えましょう。

◆遺言執行者
相続が始まって、「誰が何をする?」とご遺族間で話し合うと、また別の感情が吹き出して争いになることもあり得ます。
遺言執行者は他の相続人の同意がなくても、登記名義を変更したり、預貯金の払い戻しができますので、できれば遺言執行者を決めておいた方がいいでしょう。

◆書き間違いは最初から書き直した方が良い
訂正することもできますが、その方式は厳格に定められていますので、その方式を間違えると遺言書自体が無効になります。

◆遺留分の侵害
遺留分とは一定の範囲の法定相続人に認められる、最低限の遺産取得分のことです。
遺留分については別の機会にお伝えします。

 

40代から始める相続対策、次回はもう一つの遺言書、公正証書遺言作成の注意点をお伝えします。
ご覧いただきありがとうございました。

 

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